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神田資料室

KANDAルネッサンス 113号 (2021.11.25) P.1
【(元)鶴谷洋服店】
なかだえり

 (元)鶴谷洋服店は、1942(昭和17)年に創業したオーダー紳士服店「鶴谷洋服店」が元となっている。建物は正面だけを擬洋風の意匠にしたいわゆる看板建築で、1928(昭和3)年築。古い建物が残る神保町でも目を引く存在だ。
 洋服店は2010(平成22)年に3代で幕をおろし、「この建物や店名、残された布地をいかしたい」と、姪にあたる岩船さんが新たに雑貨店をはじめたのは翌年のこと。トレードマークだった半円アーチ形の看板も、「(元)鶴谷洋服店」に替え小さくして取り付けた。
 店内外に所狭しと並ぶ商品は懐かしい昭和レトロなグッズたち。バッグに洋服、食器、文具、本など心踊るものがいっぱい。特に力を入れているのは洋服店時代の羅紗(ラシャ=毛織物の紳士服地)を活用したオリジナル商品だ。「ジャケットート」なるトートバッグや、本の上着に見立てたブックカバー「ブックジャケット」、「ラシャがまぐち」、「ジャケポシェット」などユニークな展開をしている。「上質な紳士服生地の手触りが自慢。紳士のみならず淑女にも使っていただけたらうれしい」と語る。
 洋服店時代よりも幅広い層が入りやすくなった。足を踏み入れれば昭和にタイムスリップしたような気分になれるだろう。


●(元)鶴谷洋服店
千代田区神田神保町1-3
TEL:03-3291-3215
金土日祝 14:00~18:00
月火水木 休
オンラインショップ:https://tsuruya-online-shop.stores.jp
インスタグラム:@former_tailor_tsuruya

なかだえり(イラストレーター)
1974年岩手県一関市生まれ。日本大学生産工学部建築学科卒業。法政大学大学院建築科修士課程修了。陣内研究室。遊廓風にリノベーションした北千住のアトリエで、個展や水彩画教室開催。著書に「東京さんぽるぽ」(集英社/)、「奇跡の一本松―大津波をのりこえて」(汐文社)、「駅弁女子―日本全国旅して食べて」(淡交社)、「大人女子よくばり週末旅手帖」(エクスナレッジ)などがある。

HP: http://www.nakadaeri.com
インスタグラム: @nakadaeri7

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